食や音楽で国際交流 多文化フェスタ、大賑わい
市内に住む外国籍の人たちや障害のある人をはじめ、子どもから高齢者までが参加する毎年恒例の「多文化フェスタみぞのくち」が、10月20日、ノクティ2屋上などで開催された。主催は高津区役所と高津区多文化共生推進事業運営委員会。多文化フェスタみぞのくち実行委員会(中村ノーマン実行委員長)が実施し、今回で14回目になる。
この日は晴天に恵まれ、屋上は多くの親子連れなどでにぎわった。雑貨などの販売ブースのほか、麻婆豆腐やタイのカレーそうめん、韓国のチヂミなど、世界各地の伝統料理を楽しめる露店も出店。多くの市民が各国の食文化を楽しんだ。
ライブステージには、2005年から毎回ゲスト出演しているシンガーソングライターのいわさききょうこさんが登場。同フェスタのテーマ曲「花のように」の作者でもあるいわさきさんの美声に、多くの来場者が聞き入った。
高津市民館11階ではジャワの影絵芝居や車いす体験走行、12階では韓国・朝鮮の文化紹介なども行われた。
中村実行委員長は「このイベントは、市内に暮らすいろいろな国の人たちにとって、社会とのかかわりの入口。さまざまな国の人との交流を通じて自信を付けていく」と、多文化フェスタ開催の意義を強調した。
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