意見広告・議会報告
普通ごみの収集が週3日から2日に…パート2 寄 稿 プラスチック収集も全市9月から 民主党川崎市議会議員団川崎市議会議員かすや 葉子
川崎市では、ごみの収集は行政サービスとして川崎市が行っています。民間委託をせずに収集を行っているのは、政令市の中でも本市だけです。徳島県の町では、34種類に分類してリサイクルを行い、自ら集積場にごみを持っていくという地域もあります。
只今、予算議会が開かれていますが、川崎市のごみ収集予算として、排出抑制と資源物の分別収集の推進のため、15億2千万円程の予算が立てられました。
普通ごみの収集回数は、平成19年度に週4回から3回に見直されましたが、その際には約7千トンの減量効果となりました。それを受けて、橘処理センターの建替えを行い、4施設から3焼却処理施設体制の構築とともに今年9月から、プラスチック製容器包装の分別収集を全市へ拡大し、民間委託を行うことになりました。あわせて、普通ごみ収集を週3回から2回へと回数を変更し、効率的なごみ収集体制の確立を目指すとのことです。
これに関しては、「収集回数が減ることにより、更に減らさなくてはという意識が高まる」という意見がある一方、「生ごみ等の臭いや衛生面で非常に問題である」「集積所のごみが散乱し、環境が悪化する」など様々なご意見が寄せられています。これに対し市は効果として、普通ごみの1日の収集作業量が約1割削減されることが見込まれ、収集部門において、車両16台、職員55人程度の削減に繋がり、約5億円の減と見込んでいると答弁しています。また、3処理体制の実現から、処理部門においても年間約3万6千トンのCO2排出量の削減が見込まれるとのこと。実際、焼却灰の埋め立て場所も限られており、新しく作るには莫大な予算が必要となって他の予算に跳ね返ってくるのです。
いずれにせよ、ごみの収集については、市民の皆様に対する広報はしっかり行って頂きたいと要望しています。
日本は、過剰な包装があたり前になっています。ごみの減量を考えた時に、たまには、大事な人への贈り物だからこそ、差し上げる人に、自ずから心を込めて包装してみてもいいのかもしれません。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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3月28日