高津区2014年度予算 5億1千万円を計上 市内7区で最低規模
現在開会中の市議会で審議される川崎市の2014年度予算。このうち高津区の予算(区づくり推進費)は、前年度比1497万3千円増(プラス3%)の5億1079万2千円を計上した。市内7区で比較すると最も低い規模となっている。
高津区の2014年度予算で前年比増なのは、道路維持補修事業費(1267万9千円増)や水路整備事業費(530万円増)など土木費が中心。一方、区民会議開催費は48万2千円減、地域課題対応事業費は170万7千円減だった。
また、地域課題対応事業費のなかに、「区の新たな課題即応事業費」が新設され、各区にそれぞれ500万円を計上。その使い道が注目される。
高津区の地域課題対応事業費の中身を各区と比較すると「環境まちづくり」は1069万5千円で最も高く、子ども支援(474万3千円)や地域コミュニティの活性化(495万8千円)は最も低い。
市内7区で最も予算が高いのは川崎区の9億9250万2千円。地域課題対応事業は宮前区の1億699万2千円が最も高かった。
高津区は14年度の新規事業として、区の魅力などの情報を総合的に発信する大型端末の活用や、区内ものづくりの魅力の発信、高齢者を支援する医療と介護の連携強化を掲げている。
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11月15日