「川崎市議会の今がわかる」 寄 稿 エスカレーターのマナー、あなたは? 川崎市議会議員 かすや 葉子
普段何気なく利用しているエスカレーターですが、お子様づれや高齢者、体の不自由な人、大きな荷物を持っている人、体自体が大きい人など利用者は様々です。その横を配慮もなく階段のように歩いたり、走ったりする人が多く見受けられます。横をすり抜けられないと、邪魔者のように押しのけたり、舌打ちをしたりトラブルに発展する原因にもなります。実際に、事故の原因や摩耗によりエスカレーターの寿命にも影響しています。
そもそも設置目的としては、主に高齢者、障害者などの移動手段として利便性及び安全性の向上を図るために設置されたもの。「ステップ中央にお乗り下さい」とアナウンスもされています。当然走ったり、歩いたりしてはいけません。もし、急ぎであれば、近くや隣に設置されている階段を利用すればいいことです。
平成20年の私の質問から、電光掲示板等で注意喚起を行い注意ステッカーも大きくしました。現在まで7回約20日間、述べ人数300人を動員して「歩いてはいけません」と正しいエスカレーターのマナーの呼びかけを続けています。
現在では、エスカレーター事業者や鉄道事業者も協力をして呼びかけを行うようになり、マスコミも注目している所です。
悪しきマナーをそのままにしていては、自分勝手ばかりが横行することになります。私は「歩かないで」と声をかけていますが、言い返す人はいません。今後は、歩いている人に注意喚起ができる体制を図り、川崎市から、正しいエスカレーターのマナーの広がりを全国へ発信していけることを願っています。
「私は、人の名前を使って活動は致しません」という粕谷葉子まで、皆様のご意見をお寄せ下さい。
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11月22日
11月15日