寄 稿 17年余にわたる寄稿は終わります 川崎市議会議員 いのまた美恵
川崎市議会議員選挙が4月12日に行われ当選者には14日に当選証書が授与されました。
しかし新議員は5月3日からが任期です。それまでの間は改選前の議員の任期となります。今回退任する私ですが5月2日までは仕事をするつもりです。
この4月には保育所待機児童の結果も出ます。川崎市水道水質検査体制見直しもされました。聖マリアンナ医大精神科指定医偽装事件など日々調査しました。
保育所待機児童については「今年度保育所待機児童解消」が現福田市長の選挙公約でした。
さて今年度の保育所入所状況はどうなっているでしょう。
昨年度4月1日時点で不承諾児童は、約2570名。今年4月1日入所保留児童は、約2200名でした。このニュースをご覧になる頃には、川崎市から待機児童の報告があるでしょうが、現場市職員はおなかま保育、幼稚園延長保育、事業所内保育、一時保育等活用して何とか待機児童をゼロにしたいと今も頑張っています。
しかし市長公約実現が求められた結果、働く親の立場や子供の状況に無理が生じてないかが問われます。そして、来年度以降も働く親や子供に無理なく待機児童解消の努力が続けられているか検証が必要です。
これで17年余にわたるタウンニュースへの寄稿は終わります。タウンニュースは市民自治を支える貴重な情報紙であります。市民自治とは、まず自ら判断できる情報があって、それをもとに声を出し、参加することだという持論で閉めたいと思います。
長い間のご愛読に感謝します。
|
|
|
|
|
|