数値でみる川崎と高津No.1 シリーズ 川崎市の人口は都道府県と同じ 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
5月3日から3期目の議員活動が始まりました。私は前回選挙で落選したため、市政に直接携わるのは4年ぶりとなりますが、改めて感じたのは、川崎市をめぐる環境はさらに厳しくなっているということです。
たとえば、この4年間で川崎市の人口は約3万6千人増えています。一方、いわゆる現役世代ともいうべき生産年齢人口は逆に4千人以上も減っています。当然ながら、市民一人当たりの川崎市の予算は年々減ってきており、この傾向は今後長期にわたって続くことになります。
すべての市民が、生涯にわたり安心して暮らし続けられる川崎市を実現するには、まずは厳しい現実を直視することが必要です。私たちの川崎市がどうなっており、私たちの努力でどうなりうるのか。それを皆さんとともに考えていくために、「数値でみる川崎と高津」を連載させていただくことになりました。文中に数字が出てくることも多いと思いますが、お気軽にご覧いただければ幸いです。
今回は、川崎市の人口がどのくらいの規模なのかを見てみたいと思います。東京都と横浜市に挟まれているため実感しにくいところですが、実は川崎市は極めて大きな自治体に育っています。この4月には147万人を超え、その規模は都道府県にも匹敵するものです。たとえば全国に47ある都道府県と比べると、全体の半数にあたる23県よりも川崎市の方が人口が多くなっています。ちなみに、高津区だけでも人口は22万人を超えており、約1700ある全国の市町村と比べると、上位100位に入るくらいの大きさです。
ほりぞえ 健
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11月15日