経済産業副大臣の13カ月 企画・製作自民党18区事務所 日本経済再生に全力 衆議院議員・山際大志郎氏に聞く
昨年10月まで経済産業副大臣を務めた神奈川18区(高津区・宮前区・中原区の一部)選出の衆議院議員・山際大志郎氏に話を聞いた。
副大臣を2014年9月〜15年10月まで務めた経産省はどのような分野を担っている省なのですか?
山際―エネルギー分野や自由貿易など大きなことから中小企業のものづくりに関することまで、とても幅広い仕事をする省です。あれもこれも同時進行。とても仕事が多いですね。
その中でも印象に残った仕事はありますか?
山際―経済外交を主に話をするならば、かなりの数の国を訪れ、また各国の要人を迎え入れました。仕事の成果としてご報告したいのは、十数年間中断していたイランとの経済活動を再開させたこと。イランが核廃棄に合意したことでチャンスが訪れました。この機を逃さず日本企業20社とイランの主要閣僚と面談を実現させ、他国に先駆けてビジネス環境を確保しました。
またTPPに隠れていましたがASEAN10カ国と日中韓印豪NZの16カ国における自由貿易協定(RCEP)で交渉方式を妥結。世界の人口の6割を抱える地域での経済活動に大きな道筋をつけることができました。
最近よく耳にするAI(人工知能)にも携わっていたそうですね。
山際―世界各国をまわる中でAIによる第4次産業革命が起きつつあると感じました。飛躍的に伸びる分野。世界のビジネスを日本がけん引するため、私は注意喚起し、著書も出版しました。まだ道半ば。これからはルールづくりなど環境などを整えていきたい。一家に一台アトムが来る時代が来る。これからもっと楽しい世の中になりますよ。
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11月15日