数値でみる川崎と高津No.10 シリーズ 極めて人口が密集している川崎市 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
前回、川崎市は20ある政令指定都市の中で、市域面積が一番狭く、人口密度も大阪市に次いで2番目に高いことを見てみました。市域に関する川崎市のもう一つの特徴は、大半が人口集中地域であるということです。
下のグラフは、市域における人口集中地域の割合を示したものですが、本市では市域の92・2%が人口集中地域となっています。大阪市には及ばないものの、神奈川県下の横浜市や相模原市だけでなく、名古屋市よりも人口集中地域の割合が高くなっています。政令指定都市全体の平均は39・1%ですので、いかに本市が都市化されているかがわかります。
ちなみに、開発行為や都市設備の整備を行うことができる「市街化区域」を見ると、本市では市域の約88・2%が指定されています。つまり本市では、市街化区域を越えて、市街化調整区域まで人口集中地域が広がっていることを示しています。
川崎市の人口は、今後もしばらくは増え続けていくと見込まれています。改めて、長期的な視点に立ったまちづくりが必要であると思います。
ほりぞえ 健
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11月15日