神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2016年3月18日 エリアトップへ

3年かけて「あゆ」1,000匹に 地元主婦「交流の架け橋に」

文化

公開:2016年3月18日

  • LINE
  • hatena
左から小寺さん、高橋さん、小林さん
左から小寺さん、高橋さん、小林さん

 地元主婦たちが始めた「ぬいぐるみのあゆ」への絵付けワークショップ「1000匹の『あゆ』プロジェクト」が3月6日、大山街道フェスタで1000匹に達成した。絵付け体験を通じ、地域交流のきっかけや、地元への愛着を深めてもらおうと始めて3年。制作したあゆの一部は現在、大山街道ふるさと館に展示されている。

 このプロジェクトは、「大山街道アクションフォーラム」の取り組みとして、地元の主婦を中心に2012年に始まった。「大山街道は相模川の鮎を運ぶメインルートだった」という歴史から約20cmのあゆのぬいぐるみに、自由に絵付けを行う。現在は、小寺恵美さん、高橋啓子さん、小林しのぶさんが中心となり、絵付け体験を開催している。

 「カラフルな色は気分があがる。誰が色付けしてもいい感じになるところが魅力」と小林さん。初回は絵付けをしたあゆを持ち帰りにしたが、塗料を乾かすために、吊るされているあゆを見て「たくさんのあゆをつなげばステキになるのではないかと思った」という。13年から本格的に「1000匹のあゆプロジェクト」を始動。大山街道フェスタのほか、二子玉川商店街、二ヶ領せせらぎ館(多摩区)などで絵付け体験を開催し、あゆを増やしていった。塗料は、地元の業者から、色付け前のぬいぐるみは、地域住民に制作の協力を得ている。

 小寺さんは「あゆを架け橋に地域の交流が広がれば」、小林さんは「参加した人が地域で『あゆ描いたな』って記憶に残れば嬉しい」と話す。1000匹のあゆは「街の中で活躍できる場を検討中」。現在は大山街道ふるさと館、5月上旬から区役所に展示する。

高津区版のトップニュース最新6

市議と若者が意見交換

川崎市

市議と若者が意見交換

「政治参加意識」醸成狙い

11月15日

音楽やダンス発信の場に

ここから未来プロジェクト

音楽やダンス発信の場に

ステージ完成し式典

11月15日

初の「ファッションショー」

脱炭素アクションみぞのくち

初の「ファッションショー」

16日の催しで取組みPR

11月8日

「移築完成」祝い法要

影向寺聖徳太子堂

「移築完成」祝い法要

11月10日まで特別公開も

11月8日

「商店街の魅力発信」今年も

溝の口駅前「ポレポレ通り」

「商店街の魅力発信」今年も

11/10「クラフトマーケット」 賑わい創出図る

11月1日

立民・宗野氏が初当選

神奈川18区

立民・宗野氏が初当選

西岡氏、山際氏が比例復活

11月1日

意見広告・議会報告政治の村

  • 「くにこ」の県庁見聞録

    小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載260回

    「くにこ」の県庁見聞録

    信念を貫ぬく

    11月8日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook