数値でみる川崎と高津No.20 シリーズ 神奈川県民の2/3は政令指定都市の市民 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
前回は、昨年10月に実施された国勢調査の結果から、川崎市の人口は5年前と比べて5万人増えたものの、生産年齢人口は逆に1万5千人以上減っており、本市も転機を迎えつつあると書きました。
国勢調査の結果を神奈川県全体でみると、人口は前回調査時よりも8万人増え、912万人を超えています。神奈川県は、本市のような指定都市3市を含む19市、13町、1村の基礎自治体によって構成されていますが、このうち指定都市に住んでいる県民の合計は実に約592万人にのぼりました。つまり、本市を含む3つの指定都市に県民の2/3が住み、残りの30市町村に県民の1/3が住んでいることになります。これほど指定都市に住民が集中しているのは、全国でも神奈川県だけです。
なお、高津区民は22万8千人でしたので、グラフでは大和市(23万3千人)と厚木市(22万5千人)の間に位置することになります。仮に、高津区が川崎市から「独立」したとすれば、神奈川県下で9番目(一般の市の中では6番目)に大きな自治体となりますので、ここからも川崎市がいかに大きな基礎自治体であるかがわかります。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日