下作延の連合青年会、連合子ども会が合同でこのほど、地域の連帯感向上をめざし「下作延Tシャツ」を作成した。大人から子どもまで、地域の行事などで着用することで、「思い出の共有、地域参加の気運醸成の一助になれば」と関係者は想いを語る。
下作延地区は6つの町会と1つの自治会で構成され、青年部や子ども会等の組織が各町会で活動する。世帯数は約6300世帯。
今回のTシャツ製作の発案者は、下作延連合青年会役員の曽呂学史さん(40)=中面・人物風土記で紹介。もともと地域活動が盛んな同地区でも昨今、町内会や子ども会に参加する世帯が減ってきている現状を何とかしたいという思いがきっかけ。これまで町会単位でTシャツなどを作ってきたことはあったが、地域全体の行事やお祭りでは一体感が出なかった。そこで「揃いのTシャツを作って連帯感を向上させよう」と連合青年会や連合子ども会に昨年提案した。話を聞いた連合青年会の山田勝二会長=写真中央=は「すごく良い話。神明神社の祭礼の際の神輿渡御などで皆が揃いのTシャツ着ていたら素敵だよね」と了承。当時子ども会会長を務めていた小野芳浩さん=写真右=も「子どもたちが思い出を共有し、この町を大切に想うきっかけになれば」と大賛成した。そこからTシャツのデザイン作りや価格設定などが始まり、このほどサンプルが出来上がった。
販売は地域在住者が対象で、町会加入者以外も購入できる。「町会活動や子ども会に興味があっても参加できなかった方もぜひお気軽に問合せを」と曽呂さん。(問)【メール】shimosakunobeTshirtsPJ@googlegroups.com
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