数値でみる川崎と高津No.26 シリーズ 最大で4割増える乳幼児数〜新たな将来人口推計 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
川崎市は、今後の人口変化を予測するために「将来人口推計」を3年ぶりに実施しました。前回、2014年に行った人口推計では、本市のピーク時の人口を152万人と見込んでいましたが、今回の推計では158万人に上方修正しています。人口の増え方は同じ川崎市の中でも地域ごとに異なり、行政区別に見ると、ピークを迎える年に20年もの違いがあることは、前号で見たとおりです。
今回の推計結果を、3年前に行った前回の推計と比べると、市民全体では最大で5%程度の上乗せにとどまりますが、0〜4歳の乳幼児の数は、下記のグラフのように最大で約2万人、40%も上乗せとなっています。このことは、保育所待機児童対策や小児医療費助成等の子育て支援策のための予算を、さらに大幅に増やしていかなければならないことを示しています。
すべての市民が生涯にわたって安心して暮らし続けることができる川崎市を実現するためにも、こうした将来動向をしっかり見すえなければならないと、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日