数値でみる川崎と高津No.30 シリーズ 増加する外国人市民 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
川崎市民全体に占める外国人市民の割合は、徐々に増えてきています。
下記のグラフは、男女別にみた外国人市民の数と、川崎市民全体に占める割合を示したものですが、1996年に約2万人だった外国人市民は、2016年には約3万6千人へと、約20年間で8割増となっています。実数だけでなく、川崎市民全体に占める割合も、96年の1・67%が16年に2・45%と、5割程度増えていることがわかります。
この間の推移をみると、いわゆるリーマンショックでの経済減速期に一旦落ち込みを見せていますが、その後は再び外国人市民が増えています。こうした傾向は全国的にも同様で、景気動向と外国人市民の数は連動していることが、本市の状況からも確認できます。
本市では、全国に先駆け、05年に「多文化共生社会推進指針」を作成し、その実現に取り組んできました。国際都市としてふさわしい多様性を生かしたまちづくりを進めていくことが、本市を持続的に発展させるためにも必要であると、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日