高津第三地区民生委員児童委員協議会(竹仲密昭会長)は11月27日に中原区新城にある川崎ダルクを見学した。同協議会がダルクを訪問するのは初めて。
ダルクとは薬物依存者の回復を目指すための施設のこと。川崎ダルクは2004年、日本で10番目に生まれ、北見方のアパートの1室で始まった。今回の訪問はダルクの責任者の藤原忠興さんの紹介で実現した。
当日はダルクのスタッフが同協議会を案内し、11月にリフォームが完了したばかりの寮などを見学した。見学後は施設利用者の経験談などが語られた。その後、同協議会のメンバーからは「利用者が薬物を断つには、施設として何に気を付ける必要があるのか」や「利用者と家族が面会する機会はあるのか」などといった質問が積極的にされた。
同施設の理事で施設長も務める岡崎重人さん(37)は「薬物依存への理解はまだ浅いが、川崎ダルクは様々な活動を通して地域に支えられつつある。今回を機に、同協議会ともより密に協力できたら」と話した。
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