不定期連載 市民健康の森だより 第99回 「耕運機」の操作体験について
今年の菜園体験教室、早くも3回目となりました。7月20日、今回の主作業は耕運機操作体験です。6月にジャガイモを収穫した畑を耕運機で耕してもらいました。この畑は連作に次ぐ連作で大活躍です。本当は少し休ませたいところですが次の区民向けイベント用に大根の栽培があるのでそうもいきません。12月初めに「親子大根抜き体験」を予定しています。
貴重な体験に喜びの声も
美味しくて立派な大根を育てるには昔から「大根10耕」と言われているそうです。10回耕せ、という事です。私たちも繰り返し耕します。ジャガイモ収穫後、最初に耕す時は苦土石灰を入れて土をアルカリ性に戻します。更に鶏フンや牛フンなどの有機肥料を入れて耕し、化成肥料888も使います。最近、頭が痛いのはこれらの肥料の類の値上がりです。化成肥料は3年前と比べると30%ほど上がった感じです。春日台の落ち葉を主原料とした堆肥作りにもっと力を入れる必要があるかもしれません。
このような背景がある大根畑の耕しです。今回の教室ではまず畑の草取りから始めてもらいました。2週間前に一度耕していたのですが雑草の生命力は侮れません。直ぐに畑は草で覆われます。除草後に耕運機を使って耕してもらいました。参加者6名の皆さんは耕運機を扱うのは初めてという方ばかりです。後でお話を伺うと『狭い畑でも骨の折れる作業だと感じました』と操作は思ったより力が必要で作業は大変だったようですが、同時に『とても楽しかった』『経験出来て有難かった』と嬉しい感想を頂きました。
今回は耕運機操作体験に加えてサツマイモ畑の「つる返し」と5月の教室で種まきをしてもらったモロヘイヤとオクラの収穫も体験してもらいました。自分で種を蒔いた作物の収穫ですから、皆さん、とても楽しそうでした。
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11月15日