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高津区版 公開:2023年10月6日 エリアトップへ

不定期連載 市民健康の森だより 第108回 久しぶりに「竹切」行いました

公開:2023年10月6日

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 9月28日、ふれあいの森の竹林で久しぶりの「間伐作業」を行いました。竹林は整備しないと地滑りを起こすなどの可能性があり、都市圏では整備が必須です。私たちはふれあいの森の竹林整備で年に数度「竹切」を実施しています。今回は炭焼き窯が更新されたので間伐の結果出る竹の活用が楽しめますから特に力が入りました。窯は2つあるのですがここ数回の炭焼きでは窯の不調から1つだけで炭焼きを続けてきました。今回、2つとも窯が更新されましたから炭焼きも2窯で実施します。

竹、遊具の材料に再活用も

 1窯で焼けるのは孟宗竹5本分位です。そこで今回の竹切は過去数回と比べると約2倍の11本を間伐しました。加えて今回は多摩川河川敷の高津せせらぎ公園で「高津せせらぎプレパーク」という子どもを遊ばせるボランティア活動を行っている団体(やレンジャー)から竹が欲しいというご要望があり、女性1名が参加されました。彼女は大学在学時、森林ボランティア部で活躍されたそうで自前のヘルメットを持参、ご自身で竹を切ってくれました。竹で幼児用のジャングルジムを作るそうです。私たちにとっては竹林整備が進み、「やレンジャー」は必要な竹が確保できますのでウィンウイン関係です。

 炭焼き用に切り出した竹は現地で軽トラに載せられるサイズに切ります。このサイズを以前よりちょっと長くしました。更新された窯が以前の窯より5cmほど長くなった為、窯に詰める竹も長くなる訳です。以前の長さだと軽トラの荷台に丁度収まったのが、今回は載せるのに工夫が必要となりました。無事にふれあいの森から春日台まで運んだ竹は長さを調整後、割って節を取り除くとやっと窯に詰められる形と大きさになります。この状態で2週間ほど自然乾燥させます。10月19日には新しい窯を使った竹炭焼きです。

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