富士通のチアリーダー部などに所属する区内在住の曽我小百合さん(34)=人物風土記で紹介=が今春、アメリカンフットボールのプロリーグNFLチアリーダーのオーディションに臨む。大けがから復帰しての再挑戦だ。
曽我さんは2007年から現在まで富士通チアリーダー部「フロンティアレッツ」に所属。一般社団法人プロフェッショナルチアリーディング協会「オールスタープロチアリーダーズ」で現役チアリーダーとして活動している。チアリーディングは高校時代から始め、大学、社会人と人生の半分以上、チアリーディングに情熱を注いできた。
NFLはチアリーディングの本場。NFLでパフォーマンスをしていた先輩の影響を受け、23歳の頃に「いつかはNFLの舞台に」と思うようになったという曽我さん。「当時、NFLは現実的な話ではなく、チームのパフォーマンスに磨きをかけたいという気持ちが強かった。気が付けば8年が経過していた」と曽我さんは振り返る。
NFLに挑戦する直前の14年シーズン。応援するアメフトチーム「富士通フロンティアーズ」の日本一とチアリーディング部の全国優勝を経験。富士通の現役を有終の美で飾り、NFLの舞台に臨んだ。
しかし、オーディション中の練習で転倒。膝の靭帯を断裂する大けがを負ってしまう。最終審査に残るも「けがの状態ではチームに迷惑がかかる、オーディション合格がゴールではない」と帰国。次回挑戦に向けリハビリ、練習を重ねてきた。
2月上旬に渡米、4月の本番に臨む。曽我さんは「『今回の挑戦が最後』くらいの気持ちで頑張る」と決意を述べた。
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