参加者募集 事例みて区民でまちづくり 来月11日 まち協のイベント「まちカツ!たまサロン」
多摩区を魅力的なまちにするために区民がどう自主的に行動するか、事例を見て学ぼう――。まちづくり活動を知ってもらおうと、「多摩区まちづくり協議会」(本多正典会長)と多摩区役所が来月11日(祝)、イベント「まちカツ!たまサロン」を同区役所で開く。
「多摩区まちづくり協議会」とは、区内の地域課題の解決や魅力向上をめざして多摩区役所と協働しながら自主的に実践している市民グループ。平成20年6月に発足し、委員は1期2年、公募で選ばれた区民や推薦で選ばれた市民団体のメンバーらで構成する。現在は第2期メンバー49人が3つのプロジェクトに分かれて活動している。
「世代間の交流ができるコミュニティセンターをつくろう」プロジェクトは世代間を超えた人々が集まって和める居場所をつくるのが目的。これまでにこども文化センターやわくわくプラザと連携したイベントや高齢者支援の勉強会を開き、居場所づくりの必要性を訴えている。
「観光資源・地産地消のマップづくり」プロジェクトでは野菜や果物の直売所を知ってもらおうと、日本女子大学の交流スペース「SAKULABO」の学生と連携して、地図と取材文入りの冊子づくりに取り組んでいるという。
区内の市民団体のつながりづくりをめざす「まちづくりネットワーク応援隊」プロジェクトは、各団体が抱える悩みを解決するための情報交換の仕組みづくりに取り組んでいる。
今回の「まちカツ!たまサロン」の開催は、3つのプロジェクトの活動を広く区民に紹介することで活動や支援のすそ野を広げるのが目的。ほかにも市民団体のまちづくりの事例として、▼商店街の空き店舗を活用した地域のたまり場「長沢ひろば」▼地域に賑わいをもたらす活動を実践する「のぼりとゆうえん隊」▼一般住宅を地域共生のいえに転換した「岡さんのいえTOMO」――の3つの取り組みを紹介する。参加者らがグループに分かれて意見交換する企画や全体で交流できる機会もある。
本多会長は「区民のボランティア活動を活性化させたい。区民の方に活動を知ってもらい、参加してほしい。市民団体や区民の取り組みを支える中間支援の役割として活動を展開していきたい」と話している。
会場は多摩区総合庁舎11階会議室。時間は午後1時〜4時30分。一般参加は無料で先着100人。申込み不要、直接会場へ。
問合せは、事務局の多摩区役所地域振興課まちづくり推進係(【電話】044・935・3148/【FAX】044・935・3391/【メール】71tisin@city.kawasaki.jp)。
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12月6日