藤子キャラでプレイベント 7月23日に区役所でコンサートなど
藤子キャラを使ってまちを盛り上げろ――。今年9月3日に生田緑地内に誕生する「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館を控えて、同施設にちなんだプレイベントが7月23日(土)に開かれることが決まった。コンサートやイラストコンテストといった幅広い世代が楽しめる企画が計画されている。
プレイベントの開催と内容は、今月11日に開かれた「多摩区観光推進協議会」(原島弘会長)の総会で発表された。同協議会の発表によると、7月23日(土)に多摩区役所1階アトリウムと2階ギャラリーを使ってイベントを開く計画。この日は、周辺の民家園通り商店会や区役所通り登栄会、登戸東通り商店会の夏まつりが計画されていて、多数の来場者の入場を見込む。
イベントの中心は「カウントダウンコンサート」と「似顔絵イラストコンテスト」の2つ。コンサートでは区内で活動するミュージシャンや区内の学校に出演を依頼し、藤子・F・不二雄原作のアニメ主題歌を中心に演奏してもらう。イラストコンテストは事前に区内の幼稚園や小学校に告知してキャラクターのイラストを募集する。大学生や関係者が審査員となって大賞を決め、当日に発表する。出品作品は区役所内で一定期間展示するという。
キャラクターをモチーフとした弁当を作る「キャラ弁教室」を開催する案も発表された。弁当を写したフォトコンテストも開催し、作品をホームページで紹介する計画という。
イベント準備は、観光関係の団体や区内の大学の学生、商店街関係者、町内会関係者らから構成する実行委員会が進めていく。詳細なイベント内容は、実行委員会が正式に決定する方針としている。
総会で挨拶に立った原島会長は「地震の影響で全国の観光産業は厳しい状況にある。多摩区では生田緑地から地域活性化を進めていきたい」などと話していた。
■「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」…藤子氏の作品の原画や資料を通じてメッセージを伝える文化施設。9月3日(土)開館。所在地は多摩区長尾2―8―1。鉄筋コンクリート3階建てで延床面積3300平方メートル。入館は日時指定の事前予約制で大人・大学生1000円、高校・中学生700円、4歳以上500円。
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