府中街道が通行止めに 26日の集中豪雨で
通行止めの府中街道で、警察官が迂回道路に誘導（＝26日、午後４時30分頃撮影）
先月26日の集中豪雨による被害が多摩区内でも相次いだ。
午後３時30分頃、瞬く間に暗くなり激しい雷雨に見舞われた。道路ではマンホールから水が噴き出し府中街道が冠水し、上下線とも約40分間通行止めとなった。周辺道路は迂回する車や立ち往生する車で混乱した。
多摩消防署・警防第１課によると、床下浸水の被害があったのは菅４丁目３棟、中野島４丁目１棟、布田１棟の計５件。床下15センチほどまで水が迫っていたという。床上浸水の被害はなかった。
川崎市防災気象情報によると、多摩区内では１時間に最大72ミリの雨が観測された。高津区で観測された１時間の最大雨量88ミリが市内で最大だった。
多摩消防署によると、土砂崩れなどの災害は確認されていないというが、「これから台風の多い時期を迎えるので、さらに対策を強化していきたい」としている。
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