学生が米使って新商品 日本女子大 学園祭で販売
日本女子大学の学生が区内の商店と協力して、米を使った新商品を開発し、あす22日(土)とあさって23日(日)に開かれる同大の文化祭「日女祭」で売り出す。オリジナルおにぎりと米粉を使ったスイーツが登場するという。
商品開発に取り組んだのは、同大が西生田の商店街の一角で運営する地域交流スペース「サクラボ」で活動する学生13人。この取り組みは昨年に続いて2回目。
メンバーは民間企業の農業体験プログラム「みんたば」の一環として米作りから挑戦。青森県内の農家に出向いて田植えから収穫まで携わった。
手塩にかけて育ててきた米は試行錯誤を繰り返し、女子大生らしいアイデアを取り入れたオリジナルおにぎりや洋菓子、和菓子に変身。「ろまんのメヌエット」は中野島の洋菓子店「マリアツェル」の協力で米粉生地にりんごを入れたパウンドケーキに仕立てた。オリジナルおにぎりの具には地元西生田の商店と手掛けた鳥そぼろやアサリの佃煮などを採用。米粉を皮に使用し、ウサギをかたどった紅白饅頭も作った。
メンバーのひとり、吉田涼香さん(現代社会学科1年)は「高校生だった昨年、学園祭でこの取り組みに興味を持って入学した。地元商店の人に交渉する時は緊張したが、いい人ばかりでいい商品が出来た」と話していた。
メンバーはおにぎりやスイーツのほか、収穫した米に「日女の浪漫」と名付けて1キロ単位で販売する予定。日女祭の開催時間は両日とも午前10時から午後5時まで。販売会場は同大西生田キャンパス内屋外テント。
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12月20日