衆院選 神奈川9区 4氏が出馬へ 各陣営が準備進める
衆議院が11月16日に解散され、12月4日公示、16日投開票の総選挙に向けて、各陣営が準備を進めている。11月19日時点で神奈川9区(多摩区・麻生区)では前職1人と新人3人が立候補を予定している。
民主党の前職に対し、自民党、共産党、みんなの党の新人3人が選挙戦に臨む構図となる見通し。
民主党は前職・笠浩史氏(47)が4期目をめざす。文部科学大臣政務官や議院運営委員会理事などを歴任し、現在は文部科学副大臣。「東日本大震災からの復興、経済再生、エネルギー政策の見直しに全力で取組みます。子ども達の未来のために教育改革を推進します」と訴える。
自民党は新人で前回の総選挙にも出馬した中山展宏氏(44)を擁立。元衆議院議員公設第一秘書で現在は自民党神奈川9区支部長。「肝心なことをきちんとする政治に。景気・外交を立て直すこと、安心を取り戻すこと、ムダをなくすことに待ったなし」と支持拡大を図る。
共産党が擁立するのは新人の堀口望氏(36)。県建設連合国民健康保険組合に勤務し、日本民主青年同盟県副委員長などを歴任。現在は党県委員。「消費税増税をやめ、原発は即時ゼロへ。年金・社会保障の充実を。若者の雇用を増やし子育て世代の願いを実現します。憲法を守れ」と訴える。
みんなの党は、新人の椎名毅氏(37)を擁立する。弁護士で元国会原発事故調調査員。現在はみんなの党神奈川9区支部長を務める。「事故調で見た中央集権官僚国家の限界。原発事故以降重視される自助・共助を活かすため地域主権により国民主導の政治を実現したい」とアピールする。
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12月6日