三田 主婦と明大がカフェ開設 高齢者支援や交流の場に
三田地区の主婦らのグループと明治大学の研究グループがこのほど、一風変わったカフェをオープンさせた。食べ物の持ち込みが可能で営業時間外はサークル活動の場にもなる。高齢化やコミュニティの希薄化が叫ばれるなか、新たな交流の場のあり方を提案している。
「みた・まちもりカフェ」がオープンしたのは三田のバス通り沿い。周辺は昭和40年代初めに建てられた西三田住宅団地(44棟1108戸)が並び、民間マンションや戸建て住宅が建つ。
「年々進む人間関係の希薄化や地域社会の問題を解決できる一助になればいい。
誰でも気軽に立ち寄ってほしい」と話すのは市民グループ「三田サポートわなり」の塩沢和美さん。
西三田住宅団地を中心に住民の高齢化が進むなか、カフェを拠点に高齢者の生活支援や住み替えの支援などに取り組もうと今年4月にグループを発足させたという。
三田地区を研究の対象としている明治大学のまちづくり研究所がカフェの賃料の一部を負担。「着せ替えカフェ」をコンセプトに季節やイベントに応じて学生が内装を変える工夫も取り入れる。
専門知識を日替わりで
カフェを開くのは平日の正午から午後4時まで。メニューは飲み物限定だが、誰でも気軽に利用しやすいように料金は低く設定した。食べ物の持ち込みが可能で隣接する洋菓子店から購入もできる。フィナンシャルプランナーやケアマネージャー、一級建築士、行政書士などの様々な専門知識を持ったスタッフが日替わりで担当し、相談にも乗る。今後は学びの場として生活に役立つ知識の講座も開く予定という。
塩沢さんは「ご近所づきあいがなくなってしまったという地域社会の問題は自分自身にとって身近で大きなテーマ。積極的にかかわって少しでも解決していきたい」とも話す。
明治大学の園田眞理子教授は「高齢者も子育て世代も、安心して最後まで暮らせるまちを作るためには目に見える拠点・たまり場が必要。その始まりの場となってほしい」と話している。
カフェの所在地は多摩区三田1の12の1ネオグリーンヒルズ1階。カフェの営業は平日のみ。電話は080・8492・3676。
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4月11日
4月4日