9時9分、平和を願い 九条の会が鐘つき
「たま九条の会」(田代浩一代表)が9日、登戸の長念寺で平和の鐘を響かせるイベントを開いた。同会の呼びかけで約30人の市民が集まった。区内のすげ九条の会と生田9条の会が共催した。
このイベントは憲法9条の「9」にちなんで9月9日の午前9時9分にあわせて平和を祈ろうという企画。今年で4回目の開催となる。
参加者は「9条を守ってこそのオリンピックだ」「日本や世界の空に軍用機はいらない」「戦争をなくそう」「原発はいらない」などとそれぞれに平和への願いを力強く唱えながら鐘の音を響かせた。
浄土真宗本本願寺派万行寺住職の本多靜芳さんの法話もあり、参加者は仏教と憲法9条との関連性を学びながら活発に意見を交わしていた。
参加者のひとり、岡田潤子さん(68)は「鐘をついてみたらなんだか気持ちよく嬉しかった。憲法9条は子どもや孫に無傷で引き継ぎたいという思いが強い。この平和が続くのか不安で危機感を感じている」と話していた。
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11月22日