長尾台 あじさい号 本運行決定 念願のコミュニティバス
川崎市地域公共交通会議が25日、市庁舎で開かれ、多摩区長尾地区のコミュニティバス「あじさい号」の本格運行実施が正式に認められた。高台に住む地域住民の新たな足として、今年10月から運行を始める計画。
「高齢化が進み、日常の外出を控える人もいる。首都圏の丘陵地のインフラ整備を考えなければならない。若い世代も住みたくなるような町にしたい」と話すのは、導入をめざして活動に取り組んできた「長尾台コミュニティ交通導入推進協議会」の児井正臣会長。
長尾6丁目を中心とする長尾台地区は、丘陵地に位置し、昭和40年代に宅地開発が進んだ。既存のバス停は離れた場所に位置し、住宅地とは30メートル以上の高低差がある。
住民の高齢化を背景に地域交通を確保しようと、08年に住民らが同協議会を発足。地域のシンボルにちなんで「あじさい号」と名付け、川崎市の支援を受けながら準備を進めてきた。11年に登戸駅―長尾地区―久地駅間の運行実験を実施し、昨年7月には採算性を検証するために同ルートで試行運行に取り組んだ。
25日の会議では既存バス運行を踏まえ、運行時間やルート、本数、車両の仕様などが協議され、正式に認められた。
本運行はあじさい寺(妙楽寺)―久地駅間(片道2キロ)とあじさい寺―登戸駅間(片道3キロ)の2ルート。運賃は試行運行時の料金を見直し、それぞれ220円、260円とする(小児は半額)。定員25人のマイクロバスを使用する。運行主体は、麻生区内でもコミュニティバスを運行する株式会社高橋商事が手掛ける。
同協議会は今年10月に本運行を実施したい考え。採算を確保するため、車両広告を掲出するスポンサーを募るとしている。
児井会長は「活動が長くなると、多くの住民の支援がないと続けられない。ここまで活動できたのは住民、行政、バス会社のおかげ。感謝している。今後も改善点があれば、見直していきたい」と話している。
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