向ヶ丘遊園が閉演してから13年。跡地はどうなるのか――。市民団体「向ヶ丘遊園跡地の緑を守り、市民憩いの場を求める会」が11月15日(日)、シンポジウム「どうする?どうなる?向ヶ丘遊園跡地」を多摩区役所で開く。
向ヶ丘遊園は1927(昭和2)年に小田急電鉄が開園し、02(平成14)年に閉園した。その後、川崎市が購入した跡地の4分の1のばら苑と雑木林が、生田緑地の一画として保存されている。跡地利用を巡っては、04年に川崎市と小田急電鉄が▽貴重な緑を保全する▽一定ルールのもと、市民に開放し、花と緑の歴史を継承する――などを盛り込んだ基本合意を交わした。07年に小田急電鉄が集合住宅を中心とした850戸の住宅開発を発表。10年には規模を縮小した見直し計画を発表したが、14年4月に採算が合わないことなどを理由に計画を白紙撤回した経緯がある。
シンポジウムでは、川崎市緑政局の職員が川崎市の緑の近況を説明し、市民団体のメンバーらが話す。意見交換の場もある。
会場は多摩区役所11階会議室。午後1時30分から4時30分まで(1時15分開場)。資料代として300円。参加希望者は直接会場へ。席に限りあり。
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