神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2016年4月15日 エリアトップへ

水素を非常用電源に 武蔵溝ノ口駅 来春導入へ

経済

公開:2016年4月15日

  • LINE
  • hatena
自立型水素エネルギー供給システムの設置イメージ           =JR東日本横浜支社提供
自立型水素エネルギー供給システムの設置イメージ           =JR東日本横浜支社提供

 災害時などの非常用電源を確保しようと、自立型水素エネルギー供給システムを南武線武蔵溝ノ口駅に整備すると、JR東日本横浜支社と川崎市は先月発表した。

 太陽光などの再生可能エネルギーと水素を活用し、災害時に帰宅困難者の一時滞留場所となる駅で必要な非常用電源として機能する。同様のシステム導入は鉄道事業者で初。稼働開始は2017年春を予定している。

 同システムは、駅屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力で水素を生成。水素をタンクに貯蔵し、燃料電池で発電して駅舎の電源の一部として使用する。災害時にライフラインが寸断されても、トイレや電光掲示板などへ電力を供給できる。平時は駅舎の照明などに使用。二酸化炭素排出量を20%削減できるという。市スマートシティ戦略室は「水素エネルギーは大容量の貯蔵が可能。温水も作れるためさまざまな場面で活用できる」としている。

 同様のシステムは、川崎マリエンや長崎県のハウステンボスなどでも整備されており、市によると武蔵溝ノ口駅は全国で4例目という。JR東日本と川崎市は昨年1月に包括連携協定を締結。南武線沿線のブランド向上や水素エネルギーの活用などに取り組んでいる。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

公共施設1階の在り方は

多摩区

公共施設1階の在り方は

法政大生が意見聞く

11月29日

「人々の心に光を」

「人々の心に光を」

カリタス学園で点灯式

11月29日

要約筆記の入門講習会

要約筆記の入門講習会

来年1月から

11月29日

楽しんでエコ学ぶ

楽しんでエコ学ぶ

王禅寺で12月14、15日

11月29日

中原区の小学生がコラボ

ブレイブサンダースの催し

中原区の小学生がコラボ

SDGsの大切さ伝える

11月29日

歳末フェアー 賑わう

中野島北口通り商店会

歳末フェアー 賑わう

11月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月29日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook