東海旅客鉄道(株)(JR東海)が進めているリニア中央新幹線事業で、川崎市内5カ所でも着工や工事計画が進行している。
現在行われているのは麻生区東百合丘の非常口工事、宮前区梶ヶ谷の非常口、資材搬入口工事。梶ヶ谷は2020年7月まで、東百合丘は同年9月までの期間が予定されている。
市内では他に麻生区片平周辺、宮前区犬蔵、中原区等々力での非常口設置の工事着工が予定されている。直径30メートルで計画されている非常口はリニア中央新幹線がトンネル途中で停止した際、乗客らが地上へ避難するための設備。これら非常口には換気設備や消音設備、エレベーターと階段などが設置される予定。
同社では工事開始前に当該地区で事業の概要や工事内容、環境保全措置などの説明会を実施してきた。今後は残り3カ所について施工業者が決まり次第、工事説明会が実施される予定となっている。
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