小中学校のPTA広報誌作りをテーマに、企画の視点や手法について学ぶ「多摩区PTA広報活動研修」が5月11日、多摩市民館で行われた。
主催は同館と川崎市教育委員会。多摩区内の小学校14校と中学校7校の広報委員会から代表して51人が参加した。
講師は長沢地域の情報誌「ながさわ つながる新聞」を発行している高橋弘幸さん(51)。高橋さんは広報誌作りを「料理作り」に例えて、企画や取材、レイアウトなど製作の流れを説明。実例をあげながら「写真だけが羅列された写真集のようなものや、学校のパンフレットのような内容はできるだけ避け、多様な切り口のある、内容が豊富でバランスの良い幕の内弁当のような広報誌づくりを目指してほしい」と、思いを語った。
参加者はグループに分かれて、「お弁当」に入れる素材を選び、どのような記事にするかなどを話し合い発表するワークショップにも取り組んだ。
また、ゲストとしてタウンニュース多摩区版の記者が登壇し、今後の広報誌作りに役立つようにと、発行物を作る際の注意点や、タウンニュースの紙面づくりの際の心構えなどを語る場面もあった。
稲田中学校から参加した関尚子さん(43)は「お弁当が例になっていたので楽しみながら学べた。記事のネタの選び方が大切なこともわかった。近々運動会があるので親目線、広報目線を意識して、たくさんのエピソードを集めたい」と話していた。
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