秋の訪れを告げる神社の祭礼が区内各地で始まった。長沢諏訪神社では8日と9日に開催され、神輿巡行やステージの余興を楽しむ地域住民らでにぎわった。
9日の祭礼日には、神輿と太鼓、囃子の一行が地域を練り歩いた。諏訪社では、1982年に麻生区が分区した後も氏子が暮らす旧長沢地区まで巡行している。今年も長沢団地や塔の越、東百合丘町会などを巡った。
余興の時刻になると、参道に並ぶ露店や境内のステージを楽しもうと多くの来場者が集った。ステージでは長沢囃子保存会や長沢小学校太鼓クラブによる演奏、歌手の古都はるみさんの歌謡ショーのほか、3年目の出演となるご当地アイドル「川崎純情小町☆」も登場。子どもたちのアンコールに応えるなど、最後まで盛り上がりをみせた。
諏訪社総代の岸井洋一さんは「今年は参道を広げ、演芸を観る人と参拝に訪れる人の両方が楽しめるようにした。昔の良いところを残しながらやっていくのも大切」と話していた。
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