神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

水球チーム「コンバット」 全国Vに、稲中生の絆 加藤監督 夏の全国に照準

スポーツ

公開:2021年6月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
稲中出身の加藤監督(右)と角野君(中央)。現在のメンバーら
稲中出身の加藤監督(右)と角野君(中央)。現在のメンバーら

 水球チームの中学生日本一を決める全国大会で今春、22年ぶりの頂点に輝いた川崎市内のチーム「コンバット」。カワサキスイミングクラブ(高津区)を母体にする同チームは、8月の全国大会を見据え、新体制で始動している。

 チームの指揮官は、同クラブ社員で市立稲田中学校(宿河原)出身の加藤健太監督(30)=人物風土記で紹介=が約8年にわたり務める。3月の全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の優勝メンバー14人のうち、4人は稲中生。その一人で、大会優秀選手に名を連ね、現在は県立多摩高校(宿河原)1年の角野吾生君(15)=長尾在住=は今も平日は同クラブに通い、チーム練習にも参加している。高校に水球部がない中で角野君が目指すのは、県選抜大会のメンバーに選出されること。稲中の先輩でもある加藤監督には「自分の限界を決めるな」と教えられてきた。「これからも自分に負けないよう練習に取り組む」と力を込める。

 コンバットのメンバーは現在、小学生16人と中学生12人。角野君が卒業後も、4人の稲中生が在籍する。加藤監督が3年のときの担任教員が現メンバーの体育教員だったりと共通の話題も。先輩と後輩の縁がつながり、監督として「母校の子がチームにいるのはうれしい」と笑顔を見せる。

 全国(夏JO)の切符4〜5枠を、7月の関東予選に出場する約15チームで争う。加藤監督は「(中学生チームは)卒業した主力に対して試合経験が少ない。対外試合が組みにくい状況だが、実戦を増やせたら」と構想を語った。
 



同クラブのプールで練習
同クラブのプールで練習

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

支援の「方向性」策定

放課後等の子どもの居場所 川崎市

支援の「方向性」策定

4月26日

ファンに感謝捧げる

富士通レッドウェーブ

ファンに感謝捧げる

リーグ、皇后杯優勝を報告

4月25日

移り変わるまちを写真で

登戸土地区画整理事業

移り変わるまちを写真で

川崎市がウェブで公開

4月25日

故郷の記憶 つづる一冊

故郷の記憶 つづる一冊

多摩区の田村弘志さん

4月25日

尽きることない郷土愛

尽きることない郷土愛

麻生区・中山茂さん

4月25日

劇団民藝が新宿で公演

劇団民藝が新宿で公演

5月10日から 読者を招待

4月25日

①ナイスオン②ブラッサム③ポラリス

①春の新生活応援キャンペーン②③4月21日㈪ 新台入替/4月27日㈰ 椿鬼奴さんが2店舗に実戦来店

https://www.niceon-golf.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook