とどろき学習室 笑顔溢れるお別れ会 アリーナの避難所が閉鎖
とどろきアリーナに避難している子どもたちに、有志の大学生らが勉強を教える「とどろき学習室」のお別れ会が23日、同施設で行われた。
当日は、じゃんけん列車やビンゴ大会、ヨーヨー披露など楽しいひと時を過ごし、終始笑顔に包まれたが、ゲーム後に大学生から子どもたちに、「これからも頑張って」「学校生活楽しんでね」などと書かれた寄せ書きがプレゼントされると、名残惜しそうに手をつないだり、抱き合ったりし、別れを惜しんだ。
学習室発起人となった市職員の鈴木健大さんは「全国から多くの支援を受けてここまで続けられた。子どもたちには新しい環境になっても、たくさんの人が応援していることを忘れないでほしい」と話していた。
学習室は4月末から週に一度、アリーナの一室で慶大などの学生が、震災で避難してきた子どもたちの勉強を手伝い、話し相手になってきた。7月末に避難所が閉鎖されることを受け、今後は武蔵小杉駅周辺に拠点を移し、中高生を対象に活動を続けていく。
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11月29日
11月22日