「ハーモニカに触れて」
講習会の参加者を募集
5月13日~6月24日
掲載号:2011年8月26日号
公私共にアクティブ
○…200人を超える職員のトップに立ってひと月が過ぎた。管轄するのは高津区、宮前区、中原区。「市内の税務署の中では一番の大所帯。責任の重さを感じています。30近くある各部門が”いい仕事をしよう”を合言葉に職務を全うしていきたい」と抱負を語る。さらに、e-Tax(国税電子申告・納税システム)のメリットを伝え、利用者の向上につなげることにも意欲をみせる。
○…昭和26年に福島県で生まれ、高校生まで同地で過ごす。実家が農家だったので、収穫の時期にはよく手伝っていたという。「当時は米の他に煙草の葉も栽培していたんです。夏休みが収穫時期で、もいだ葉を縄に挟み込んで乾燥させる作業を毎日やっていた」と懐かしそうに振り返る。東京で働くことに憧れて上京。税務関係の仕事に付くことを決め、税務大学校に入学した。卒業して最初の配属先は横浜南税務署だった。以来40年間、税務人生を歩んでいる。
○…厚木税務署や国税庁、国税局での勤務を経験してきたが「実は30年位前に、この北税務署に務めていた時期もあるんです」。管轄エリアの地理にも明るいそうだが、久しぶりに戻ってきて驚いたのが、溝口駅前と武蔵小杉駅前の変貌振り。「南武線の車両の色も昔と変わっていました。時の流れを感じましたね」
○…趣味は、能の詞章を謡う謡曲。中学時代に担任から教わったのがきっかけで、現在も週1ペースで習いに通う。「何もかも忘れて没頭できるし、腹から声を出すので健康にもいい」とここまで続けている魅力を語る。もうひとつの趣味がランニング。自宅近くの荒川河川敷が定番コースで「天気が良ければ10Km位走ってから出勤することもありますよ」と日焼けした顔から白い歯がこぼれる。11月に開かれる川崎国際多摩川マラソンにもエントリー済みだ。2人の息子は既に独立し、義母と夫人との3人暮らし。
2011年10月28日号