衆議院総選挙神奈川10区 4人が立候補予定 12月4日公示 16日投開票
衆議院総選挙が12月4日公示・16日投開票される。神奈川10区(中原区・川崎区・幸区)では、前職、新人合わせて4人が立候補に向けて準備を進めている。
11月19日現在、立候補予定者は民主党前職の城島光力氏(65)、自民党前職の田中和徳氏(63)、共産党新人の中野智裕氏(54)、みんなの党新人の久米英一郎氏(47)―の4人。
城島氏は東京大学農学部畜産獣医学科卒業後、味の素に入社。25年間のサラリーマン生活を経て、96年、衆議院選に初当選。党政策調査会長代理や党幹事長代理、国会対策委員長などを歴任し、現在は財務大臣を務める。「正直者が報われる社会の実現、すなわち雇用安定と力強い経済」を訴え5期目の当選を目指す。
田中氏は法政大学法学部卒。市議、県議を経て96年、衆議院議員に初当選。以降5期連続当選し、これまで財務副大臣、外務大臣政務官、衆議院テロ・イラク対策特別委員会理事、衆議院財務金融委員長などを歴任。「景気対策を推進し、世界に誇れる生活安心大国日本の実現を目指す」と政権奪還をアピールする。
中野氏は東海大学文学部広報学科を卒業後、毎日新聞関連会社に就職。その後、日本民主青年同盟神奈川県委員会、共産党神奈川委員会に勤務。現在は党川崎南部地区委員長、党神奈川10区国政対策委員長を務める。「子育て世代の願い前進、コンビナート防災強化、社会保障再生拡充」をテーマに初当選を目指す。
久米氏は豪州メルボルン市生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業後、日本航空に勤務し、経営企画、人事、営業企画、営業に従事。その後、参議院議員公設第一秘書を経て現在は同党衆議院神奈川第10区支部長を務める。「ぶれない政策・脱しがらみ『みんなの党』が国民の手に政治を奪還」を主張し、初当選を目指す。
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11月22日
11月15日