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医療レポート花粉症 昨年比７倍、増える花粉症 取材協力／飯野眼科（フーディアム武蔵小杉２階）
「今年の花粉症は、『市販薬が効かない』『他科で処方した薬が効かない』などを訴えて来院される方が多い。原因として、スギ花粉以外に、黄砂や大気汚染由来のＰＭ2.5（微小粒子状物質）や煙霧などの複合的な要因によるものが多い」と飯野院長。今まで花粉症になったことが無い方でも目の痒みや充血以外に、鼻づまりなどの症状により疲労感や体調不調を訴え風邪と間違えることもあるという。「『そのまま放っておく』『市販の薬で済ます』と言うのは注意が必要ですね」と院長。「学童期のお子様は、春季カタルと言う結膜炎もあり、目を擦りすぎると皮膚炎や角膜炎を発症し、重症化すると角膜（びらん・混濁）や網膜剥離を起こし視力低下することもあるので早期受診をお勧めします」とも話し、「乳幼児は症状を訴えることが少ないので、保護者の方は子供に気になる症状がありましたら早めの来院を」と呼びかけている。「当院では、点眼以外に点鼻薬や内服薬も処方しておりますのでお気軽にご相談ください」と飯野院長。
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