意見広告・議会報告
市政レポート JR南武線連続立体交差事業調査始まる 川崎市議会議員 松川 正二郎
長年にわたる懸案事項でありましたJR南武線連続立体交差事業(尻手駅〜武蔵小杉駅)の調査が6月上旬から始まります。
今回の調査は、これまでの調査の成果を基に国庫補助金6600万円を含む総予算2億2000万円の事業調査となります。調査内容は川崎市域の地質調査・測量等の現地調査を始め、
横浜市域を含めた尻手駅から武蔵小杉駅の区間、及び川崎市域の先行的な整備着手も見据えた区間の基本設計を行う予定です。横浜市はこの事業の有効性を見極めている状況から勘案しますと小杉から事業着手する可能性も多いように考えられます。今後のスケジュールは平成26年より事業調査で2ヶ年、平成28年より詳細調査で3ヶ年、その後用地取得を含む工事期間として10年から15年程度を想定しており、完成予定は2029年から2034年を目指して進められます。
また、今回は踏切による交通不便箇所の解消に向けた事業ですので向河原駅までを連立化し武蔵小杉駅は現状の地上駅に接続する計画です。ラッシュ時には飽和状態になってしまう武蔵小杉駅の混雑解消や回遊性を考えた新たなまちづくりという視点からも武蔵小杉駅舎の地下化も検討すべきであると考えています。
今後、事業調査区間に隣接する町内会関係等に対して情報提供や説明を行う予定ですので、これからのまちづくりに向けて様々なご意見やご要望をお寄せ頂ければと存じます。
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12月13日