中原消防署(高嶋敏署長)は2日、昨年末にauショップ武蔵新城店で心肺停止状態となった62歳の男性に救命処置を行った、店員の佐藤貴信さんと鳥海絵里加さんに署長感謝状を贈呈した。
2人は、店内で心肺停止状態となった男性に心肺蘇生法を行い、119番通報した。その後、救急隊及びドクターカーへと救命のリレーが迅速につながり、現在男性は通常の生活ができるまで回復したという。
佐藤さんは「日頃からお客様を第一に考えた行動を心がけているが、結果的に一人の命を助けることが出来たのは大変うれしく思う」と話し、鳥海さんは「ご家族が動揺されている姿を見て、実際に自分自身も同じ立場になったら立ってもいられないと思った。自分の出来ることをすることが大切だと感じた」と述べた。
高嶋署長は、「正に救命の連鎖の賜物。二人の勇気ある活動に心から敬意を表す。署では定期的に救命講習を実施しており、多くの区民の皆様が受講されるよう望んでいる」と伝えた。
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