神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2015年6月5日 エリアトップへ

法政二高軟式野球部 4年ぶりの関東V 県3位からの快進撃

スポーツ

公開:2015年6月5日

  • LINE
  • hatena

 第63回春季関東高等学校軟式野球大会の決勝が5月26日、サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われ、法政二高が慶応高(横浜市)を4―1で破り、4年ぶり3度目の関東制覇を果たした=写真。

 法政二は1点リードで迎えた8回裏、守備のミスから同点を許す嫌な展開に。それでも、9回表に一挙3点を奪い、同県対決を制し、悲願の関東王者に返り咲いた。福田惇監督は「秋の県大会、今大会の県予選と慶応に負けていたので、慶応を下しての優勝は本当に嬉しい」と大舞台での勝利を喜ぶ。

 今年のチームは敵の攻撃を0点に抑え、盗塁やバントを生かして点を取る野球をめざしている。今大会ではミスからの失点が多く、なかなか自分たちの思い描く野球ができなかった。しかし、勝負どころでしっかりと得点し、県予選3位から関東の頂点へ上り詰めた。

「打倒・慶応」で決勝へ

 慶応とは、昨年行われた県秋季大会の準々決勝で対戦し0―3で敗れた。さらに、今大会の県予選では、準決勝で0―7のコールド負け。相村航平主将はこの対戦を「実力の差を感じた」と振り返る。

 しかし、その後の3位決定戦で勝利し関東大会への切符をつかむと、「もう一度決勝で慶応と対戦して勝つというモチベーションができた」と話す。

 チーム内での気運も一気に高まり、その言葉通りに今度は関東の決勝で慶応と対戦した。

 「相手の方が攻撃も守備も上だった。でも『勝ちたい』という気持ちは負けなかった」と相村主将が言うように、チームは悲願の頂点に立った。

次の目標は全国制覇

7月から夏季大会へ

 7月下旬に開幕する夏季大会に向け、チームは現在、練習に励んでいる。福田監督も選手として関東を制した4年前は、続く夏季大会で全国に出場している。「4年前は全国で一勝もできなかった。今度こそは勝ちたい」と指揮官。相村主将は「『全国制覇』という4年前の夢をかなえるためにも、再び県、南関東を制して全国大会で優勝したい」と意気込む。関東を制した勢いをそのままに、次は全国の頂点をめざす。
 

決勝戦前に円陣で気合を入れる
決勝戦前に円陣で気合を入れる

中原区版のトップニュース最新6

自転車「ながら運転」防止へ

県警本部・中原警察

自転車「ながら運転」防止へ

携帯4社連携、啓発強化

11月22日

年内に事業認可へ

南武線立体交差

年内に事業認可へ

11月23日・24日 説明会

11月22日

等々力でロケット打上げ

市民団体FUEL

等々力でロケット打上げ

40mの高さまで発射体験

11月15日

「告白の旅」を映画化

HIV患者の福正さん

「告白の旅」を映画化

海外でLGBTQ特別賞

11月15日

夢と笑顔、宇宙へ届け

新城小

夢と笑顔、宇宙へ届け

2月、写真をロケットで

11月8日

佳子さま、緑化祭で川崎に

佳子さま、緑化祭で川崎に

地元中学生と記念植樹

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook