「パン作りを通じて地域貢献できれば」とレトロベーカリーふく福は、7月27日、子ども向けのパン作り教室を開催した。
50年前、武蔵中原駅前でわずか4坪の小さなお店で始まった同店。現在は子母口に移転し、座間市や横浜市などにも展開するまでになっているものの「原点は中原。地域の方々に支えられて今があるので、恩返しの想いで子ども達に楽しんでもらえる企画を考えた」と松尾英樹代表。参加費の500円も全額、公益財団法人川崎市生涯学習財団に寄付し市内の子どもの教育や学術に使ってもらう予定だという。
当日は小学校1年生から3年生まで8人が参加し、職人の指導を受けながらメロンパンやピザ、キャラクターを描いたラスク、お子様ランチをつくった。
井田小学校1年生の古山友介くんは「ラスクにチョコで絵を描くのが難しかった」と話し、橘小学校3年生の石塚匠くんは、「プロの人から教えてもらえるのは嬉しい」と喜んだ。
終了後にはスタッフ手作りの終了証が贈られ、子供達は笑顔で受け取った。羽生明店長は「子ども達に喜んで頂け良かった。夏休みの思い出の1ページになれば」と話した。なお同企画は今後もこの時期に年1回開催する予定だという。
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