消費税の在り方や啓蒙活動などを行う川崎北間税会(藤本秀明会長)は5月11日、ホテルKSPホールで定時総会を開催した。
総会では事業計画や予算案を決議。その後に、NPO法人キーパーソン21の朝山あつこ代表が「羅針盤のない時代をどう生きるか」という演題で講演。朝山氏は人口減少や働き方改革などについて触れると「これからは異質性の高い個人が大事になる」と話した。また、自身が代表を務める団体の活動とともに、子どもの貧困について述べ、「子どもの将来が生まれ育った環境に影響を受けている。一緒になって支援の輪を広げていきたい」と協力を呼びかけた。
総会を終え、藤本会長は「今の子どもたちに何が起きているかがわかるすばらしい講演だった。我々も児童を中心に安心して暮らせる社会のために税の大切さなどを伝えていきたい」と話した。
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