高校生ならではの視点で「まちづくり」を考えてみよう――。そんな企画が上新城のパサールベースを会場にスタートする。11月23日にはアイデアを出し、話しあうイベントを開催予定。主催する川崎市では、現在、参加者を募集している。
「川崎ワカモノ未来プロジェクト」と題したこの企画は、高校生自身の好きなことや、できることを元に地域課題解決や理想の未来へとつなげるまちづくりのアイデアを出し合い実行してもらうというもの。この活動を通して、身近な環境が変えられることを体感し、若者の社会参加につなげていくことを目的としている。今年で2回目。
23日のイベントには第1回の参加者や、地元で地域活動に取組んでいる市民らもサポーターとして参加。高校生が持ち寄ったアイデアを磨き上げ、次の行動につなげていく。また来年2月には成果発表会を開催。特に優秀な企画には賞が贈られる。
前回、絵本制作や読み聞かせを通して「声でカワサキを彩る」企画でベストプロジェクト賞を獲得し、今回のイベントではスタッフとして参加する水谷涼香さんは「自分がまちづくりの発案者になれることが楽しい。また、街を良くするため活動する人が大勢いることも知ることができた」と今イベントの魅力を話す。
23日のイベントは午前10時から午後6時15分まで。会場はパサールベース(武蔵新城駅北口徒歩3分)。対象は川崎市やまちづくりに関心ある高校生。定員は先着30人程。申し込みはウェブサイト(【URL】http://www.katariba.or.jp/kawasaki_wakamonomirai_project/)から。問い合わせは市文化局【電話】044・200・2094。
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