親子が秋の夜空を満喫
障がい者の複合施設「川崎授産学園」で今月10日、中秋の名月を観察する天体観望会が行われた。地域住民など200人以上が参加した。会場では月見団子が振舞われ、集まった人々は思い思いに秋の夜空を楽しんだ。
天体観望会は、川崎授産学園や川崎天文同好会、川崎市文化協会が主催した。近隣住民との交流を目的に昭和57年から始まり、今年で117回を数える。
当日の夜空は雲もなく、空気も澄んでおり星空を眺めるのに適した天候。望遠鏡を覗き込んだ人からは「うわっすごい」「きれい」と歓声があがった。
職員の鈴木由美子さんは「望遠鏡を覗いているとまるで月面を散策しているような気分になる。今年は初めて参加した人も多く、施設を周知する良いきっかけになった」と話した。
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