「がんについて考える」 麻生図書館に特設コーナー
がん患者のケアや支えあい啓発活動を行っているNPO法人キャンサーリボンズ(福田護理事長)とアメリカンファミリー生命保険会社(外池徹社長)、麻生図書館(池原真館長)らが協力し、同図書館内に「がんと暮らす情報コーナー」を設置した。
この活動は「図書館連携プロジェクト」と題され、昨年12月に始動。麻生図書館を含む4つの図書館で昨年末から3ヵ月を目処にコーナーを試験導入していたが、利用者らの要望で設置の継続が決定したという。
コーナーには同NPOが作成した冊子に加え、大手薬品会社や保険会社から寄付された本が並べられている。病気への理解を深め、術後の食生活や就労継続など、毎日の生活に関わる情報を揃えた。がんを受け入れ、付き合っていくために利用してもらうのが目的。中にはがん患者の親をもつ子ども向けの冊子など、ユニークなパンフレットも揃えられている。
また、プロジェクトの一環として、同プロジェクトが独自にまとめたがんについてのパネル展示も実施。
パネルの展示は今月28日まで同図書館内で行われている。
■川崎市立麻生図書館
【電話】044・951・1305
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