「森で地域の絆育む」 市民団体がイベント
麻生多摩美森の会と多摩美みどりの会が18日、麻生市民健康の森で「植樹祭&収穫祭」を行った。
この催しは、森を中心にした地域コミュニティの構築と再生などを目的に毎年行われている。今年は「森の豊かさ、森づくりを次世代につなぐ」をテーマに様々なイベントが行われた。
森の未来子どもたちにつなぐ
「次世代」というキーワードをテーマに盛り込んだことに関して主催者は「この森の未来を守っていくのは何と言っても子どもたち。ここでできた絆を大切に、未来へと襷をつないで欲しいという願いをこめた」と話した。
会場ではマリンバの演奏や会員ボランティアによる森の紹介などが行われた。会員らが生活に役立つ木の紹介を行うと、子どもたちは興味深そうに耳を傾けていた。また、西生田中学校1年生が夏休みにつくった壁新聞の発表を行った。中学生ならではの視点でとらえた発表に多くの人が耳を傾けた。
今年は3本の木が新たに植樹され、参加者らは木と森の健やかな成長を願った。同地域一帯では約10ヘクタールの森を5つの市民団体が管理している。近年盛んに行われつつある開発から森を守ろうと、年間を通じて様々なイベントや活動が行われている。
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