ソロプチ川崎―百合 認証20周年記念し式典 女性の生活向上に奉仕
女性と少女たちを対象に奉仕活動をする女性のボランティア組織「国際ソロプチミスト川崎-百合」(永井恭子会長)が認証20周年記念式典を5日、ホテルKSPで行った。
式典には50の姉妹クラブから約200人の会員や福田紀彦市長のほか、多くの人が出席。永井会長は「発足後間もなく、クラブの存続が危ぶまれる一時期を乗り越えて、今日を迎えることができたことは、背中を押してくださった諸先輩の方々のご理解とご指導のおかげと、改めてお礼を申し上げたい」と話した。
ソロプチミストは90年以上の歴史をもつ、国際的なボランティア組織。117カ国に8万人の会員、日本には509のクラブ、1万2千人の会員がいる。ソロプチミスト川崎-百合は1994年4月、23人の会員で誕生。麻生区、多摩区、宮前区、高津区を拠点に、「女性と女児の生活の向上」のために奉仕活動を行ってきた。2003年に行われた国際大会では、市内で初めてのドメスティックバイオレンスの為のシェルター、ウィメンズハウス「花みずき」の活動で最優秀実践賞を受賞している。
また、ソロプチミスト川崎-百合は20周年を記念し、川崎市内民間シェルター「はなみずき」やフリースペースたまりば、アフリカ シエラレオネ、フィリピン パタヤスの女性の自立と女子教育のためになど、国内外の9団体に寄付金を贈呈した。
永井会長は「初心に戻り、力むことなく、ひとつひとつを大切に、誠実に活動していきたい」と語った。
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