4月3日告示、12日投開票の川崎市議会議員選挙に向け、麻生区から立候補予定者が出そろってきた。本紙の調べでは3月9日現在、定数7に対し、現職6氏、前職1氏、新人4氏が名乗りをあげ、混戦の様相を呈している。
現職では雨笠裕治氏(民主党/7期・56歳)、山崎直史氏(自民党/3期・41歳)、月本琢也(無所属/1期・36歳)、花輪孝一氏(公明党/4期・61歳)、木庭理香子氏(民主党/1期・47歳)、勝又光江氏(共産党/2期・61歳)の6氏が立候補の意思を固めている。
前職では神奈川ネットワーク運動公認の山口和子氏(53歳)、新人では自民党公認の老沼純氏(36歳)、維新の党公認の大橋信一氏(35歳)、次世代の党公認の花村直喜氏(61歳)、無所属の伊藤博幸氏(44歳)が出馬を表明している。
雨笠氏は「横浜市営地下鉄3号線の新百合ヶ丘駅への延伸により街を活性化させ、市民の福祉・教育・医療などを支える」と訴える。
山崎氏は「将来にツケを残さない財政運営、市内南北格差の解消、横浜市営地下鉄3号線の延伸などを目指す」と主張する。
月本氏は「子育て、安全安心、住民主体の地域づくり、誰もが暮らしやすい街づくり、更なる議会改革などを進める」とする。
花輪氏は「4期16年間でお受けした市民相談は1万3千件。原点に戻り『健康と福祉の街』実現に向け進んでいく」と訴える。
木庭氏は「母として2人の子を育て、介護の現場で働いた経験、皆様からの生の声を形にするため、これからも努める」とする。
勝又氏は「消費税増税、戦争する国づくりはノー。子育て、福祉、くらし、地域経済を大切にする市政にしていきたい」と主張する。
山口氏は「安心で安全な暮らしやすい街をつくるには、市民力を発揮した市民政治が必要。あなたと私で社会を変える」と訴える。
老沼氏は「より良い住環境へ向けリスタート。緑地・農地の保全、安心安全な街づくり、生涯スポーツ環境の整備を目指す」と訴える。
大橋氏は「川崎市で議員定数・給与と市職員を削減し、身を切る改革を進める。効率的な議会と行政を実現する」と主張する。
花村氏は「良い区につくろう麻生。民間的な発想とサラリーマン目線で子育てし易く、次世代へ誇れる街づくりを目指す」と訴える。 伊藤氏は「無駄遣いをなくし、市の収入を増やすことは最重要課題。まず議員、議会、行政から身を切っていく事は絶対条件」とする。 麻生区の前回の投票率は48・12%で、市内では最も高い数値だった。
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