麻生区白山にある特別養護老人ホーム ラスール麻生にレゴブロックで作られた巨大な建造物が登場し、入居者や施設来訪者の目を楽しませている。
建物の高さ約140センチ、台座を含めると2メートル近いこの作品は、世界に十数人しかいないレゴ認定プロビルダー三井淳平さんが作った「未来の名古屋駅」。昨夏にジェイアール名古屋タカシマヤで開催されたレゴランド・ジャパン開業前イベント用に制作されたもので、白やグレー、透明ブロックでビル群が建てられ、台座の中には地下街とリニア中央新幹線も配置されるなど、細部まで作り込まれた大作だ。イベント終了後に処分される予定だったものを同施設が譲り受けた。
施設内にレゴミュージアム
ラスール麻生では2014年のオープン以来、レゴを地域や社会とつながるためのコミュニケーションツールとして活用。施設1階を「三井淳平アートミュージアム」として地域に開放し、三井さんの作品や東京大学レゴ部による作品を自由に見学することができるようになっている。ミュージアムに展示されていた作品数点が名古屋のイベントで使われたこともあり、今回の寄贈が実現した。
ラスール麻生の高橋得法事業部長は「子どもたちを含めたあらゆる世代が訪れることによって、この場所が暮らしている方々にとって社会とつながっている一つの地域、まちになっていけば」と話す。ミュージアムは入場無料で午前9時から午後5時まで。問合せはメール(【メール】m.j-art@hakusan-fukushikai.com)で。
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