駐輪場利用促進プラン ニーズ・立地に応じた料金へ
川崎市はこのほど、自転車の適正利用に向けた駐輪場利用促進プランを発表した。市内の自転車利用者数の増加に伴う様々な課題を抱える市は解決に向け、料金見直しを含む駐輪場利用の新たな方針を示した。
人口の増加、近年の環境に配慮した意識向上や健康志向の高まりにより、今後も市内の自転車利用者数は増加が見込まれている。放置自転車や駐輪場の混雑、自転車事故の増加、駐輪場施設の老朽化、低い料金水準による税負担の増加など様々な課題に取り組んできた市は、利用者数増に対応した駐輪場サービスの提供を行うため今回のプラン策定に着手した。
主な施策は、▼短時間利用駐輪場の導入▼立地条件等に応じた料金体系の見直し▼指定管理者制度の導入▼民間事業者による整備促進--など。料金体系は駅までの距離や周辺環境による料金設定、場所により買い物など短時間利用の料金設定、2時間まで無料としそれ以降は時間単位で課金するシステムの導入などを検討している。平成24年度の条例施行と同時に新たなサービスの運用を開始し、市民にとってより快適な自転車利用の促進を目指す。
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12月20日
12月13日