川崎市の市制90周年を祝い、大勢の市民が様々な歴史上の人物などに扮したパレード「歴史絵巻」が11月2日、市民祭りのパレードに参加する形で行われる。
11月2日パレード
歴史絵巻は10年前の市制80周年を記念した大川崎祭で行われ、それ以来の実施となる。
当日は午前11時に富士見公園を出発し、市役所前、銀柳街を経由し、チネチッタまでパレードする。
事前公募で集まった400人が参加。日本武尊、紫式部、新田義貞、徳川家康、大岡越前守、土方歳三、坂本龍馬、勝海舟など古代から近代までの歴史上の人物に扮する。太田道灌、小泉次大夫、長十郎梨を作る農民、浅野総一郎といった川崎にゆかりの深い人物などもお目見えする。
福田紀彦市長は、架空の川崎城の殿様として、副市長や幹部を従えて歩く。神奈川県警、川崎市歯科医師会、川崎大師なども参加する。
忠臣蔵討ち入り、水戸黄門諸国漫遊、将軍鷹狩りといった隊列や、世代をつなげるため、市立川崎高校と富士見中学生校の生徒のパレードも登場。川崎市制90周年記念事業実行委員会によると、パレードは全長400メートルほどになるという。
また、市役所第3庁舎前には来賓席を設置し、川崎のアピールにも努める。
斎藤文夫実行委員長は「90周年のお祝いを盛り立てるとともに次の100周年につながる大イベント」と意義を強調し、来場を呼びかける。
90周年記念事業実行委員会はまた、記念文化展を来春計画。現在、寄付金の受付を行っている。「多くの市民でつくりあげるためにも、ぜひご協力頂きたい」と斎藤会長。寄付金は一口5千円。
問い合わせは、一般社団法人川崎市観光協会内「90周年記念事業事務局」(川崎市幸区堀川町66の20
【電話】044・544・8229)。
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