市民団体「砂川闘争を継ぐ川崎の会」は3月14日(土)、労働組合運動と反戦平和活動について考えるシンポジウム「STOP戦争ができる国への道」を富士見のサンピアンかわさき(市立労働会館)特別会議室で開く。 集団的自衛権行使容認の閣議決定や憲法改正への動き、シリアでの日本人人質事件を契機とした対テロ戦争への参戦への動き……。こうした状況を危惧する同会では「川崎の労働者たちが体を張って米軍基地反対を訴えた砂川闘争から今日に至る戦いの歴史を共有し、反戦と組合活動の活発を図ろう」と、シンポジウムを企画した。
当日は3部構成。基調講演には弁護士で元参議院議員の内藤功さんが登壇し、「砂川闘争の今日的意義〜砂川、恵庭、長沼、百里、イラク、そして今〜」をテーマに講演する。報告では砂川を記録する会で元立川市会議員の島田清作さんと川鉄労組OBでシンポジウム主催者の大高陽さんがそれぞれ、組合活動と反戦平和の戦いについて語る。最後は参加者全員による意見交換を行う。
主催者の一人である布川玲子元山梨学院大学教授は「4割の労働者が生活だけに追われている。現政権の経済政策による格差拡大についても考え、反戦平和運動だけでなく組合活動の奮起にもつなげてもらいたい」と語る。
午後1時30分から4時30分。会費は700円。予約は不要。
問い合わせは、同会の宮野勝弘さん(【携帯電話】090・6186・9329)あるいは大高陽さん(【携帯電話】090・8109・6120)。
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